口コミ・評判について: 長野市民病院 (kannme)

昨年　夫が肺がんで抗がんんざい治療を受けました。数ヶ月に及ぶ辛い治療の甲斐もなく、これ以上はできることはないと宣告され、終末期を過ごす他院に移ることになり退院ることになりました
迎えに行った時のことを思い出すと今だに涙が止まりません。
痩せ衰えて、ぐったりと車椅子に座っている夫と私の両手に余るような荷物の山。それを置いて、夫を連れてきた看護師はさっさと去って行きました。
山のような荷物を両手に抱え夫の車椅子を押しながら駐車場へ向かう間、その短い時間がどれほど辛かったか。残された日々を少しでも明るく過ごせたらと思っていた私たち夫婦の張り詰めた心の糸がいくつもぶちぶちと切れてしまいました
病院内の喧騒の全てがとても冷たく感じました。

ほんの少しだけ、気遣いが欲しかったです。
夫はその半月後に亡くなりました。
あれから随分、時間が過ぎやっと言葉にできるようになりました。