1818年創建。日本橋浜七福神(弁財天)。
現在の福岡県久留米市にある久留米水天宮の分社です。主祭神は天御中主神、安徳天皇、高倉平中宮(建礼門院)。
久留米の水天宮は久留米藩藩主により崇敬を受けており、9代藩主の有馬頼徳が江戸三田にあった上屋敷に分霊を勧請しました。それが江戸(東京)における水天宮の始まりです。
藩邸内にありましたが、一般人の参詣許可が下り、「情け有馬の水天宮」と呼ばれる人気ぶりとなりました。賽銭や御札、奉納物による収入が財政難の久留米藩を支えたといいます。安産(おすいてんぐさま)、水難除けの神として知られ、毎月5日には、縁日が開かれ多くの参詣者で賑わったそうです。
現在も安産祈願や、無事に子供が生まれたときのお礼参りなど、夫婦を中心にお参りする人が絶えません。
明治時代に入った1871年に有馬家屋敷が移転すると赤坂に遷座しましたが、翌年に有馬家中屋敷があった現在の日本橋蛎殻町に移転しました。江戸遷座200年を迎え、社殿の建て替えを行い、2013年から3年間は日本橋浜町の明治座の近くに仮宮を設けました。
2016年から新社殿への参拝者の受け入れを始めました。新社殿は免震を施したコンクリートのビルの上にある珍しい造りとなっています。
有馬家とのご縁は今も続いており、現在の宮司である有馬頼央さんは有馬家の第17代当主です。
境内にある寳生辨財天は品川にあった有馬家下屋敷の弁財天像が安置されており、日本橋七福神の一つに数えられています。
水天宮の関連口コミ
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paru chanさん 2024.09.27 最近は愛想が良い方ばかりですが私が行った時は
愛想があまり良くなく残念。無事御朱印が頂けたので良しとします。。ただ平日でも人気の神社とだけありかなり賑わっていました!
また近くに来たら参拝したいと思います。 -
Sponge bobさん 2024.09.19 戌の日の平日に行きましたがやはりそこそこ平日でも混んでました。戌の日の祈祷は2名までしか参加できないぽくて1組につき参加できるのは2名まででした。犬の像は結構並んで写真からやら撮ってる方がいました。普通のお参りであればすぐにできます。かっぱさんは並び列なかったです。思ったより小さい水天宮。車の駐車場はかなり並んでました。電車で行くがベストですね。

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